株式会社新都市生活研究所は、2024年2月17日に勝どきザ・タワーのグランドラウンジにて、“京都フェア”を開催しました。
今回の京都フェアでは、するがや祇園下里さんに出展して頂きました!
趣のある京都の店舗は京都市登録有形文化財に登録されており、店内を見に訪れる方も多いそうです。
今回は砂糖にこだわった飴菓子を中心に、羊羹やぜんざいが販売されました。
今回のイベントでは、7代目女将さんとのおはなし会の中で、看板商品の一つである「あめ湯」が振る舞われました。
あめ湯は舞妓さんや歌舞伎など喉を使うお仕事をされている方々にも親しまれており、お湯割だけでなく、ソーダやお酒と合わせても美味しくいただけるそうです。
私もあめ湯を頂いたのですが、しっかりとした甘さの中にピリッと生姜が効いており、すっきりした味でとても飲みやすく美味しかったです!
おはなし会では、するがやの歴史をはじめとして京都のお話で盛り上がり、優しい女将さんとあめ湯の味にみなさん癒されていました。
あめ湯の他にも、黒糖飴を薄い煎餅で巻いた「大つゝ」や明治時代から受け継がれる香ばしい飴菓子である「祇園豆平糖」などが並びました。
するがやさんのお菓子は天然のものだけを使用して作られているので、お子様も安心して召し上がっていただけます。
みなさん女将さんの説明を聞きながらお買い物を楽しまれていました!
また、京都フェアでは、美術工芸作家の方々から直接、作品の解説や日常への取り入れ方・使い方を聞きながら工芸品の購入ができるイベントも開催されました。
陶芸家の富田美樹子さんの作品は、オブジェ、食器共に繊細で美しい模様が特徴となっています。これを表現するためには、色をつけてから焼き上げる作業を何度も繰り返す必要があり、なんと1つを作り上げるのに1週間以上かかるそうです!
食器の内側にも美しい装飾が施されており、訪れた方たちを惹きつけていました。
漆芸家の井上絵美子さんは漆器やカラトリー、鏡の展示・販売をされていました。
高価な漆器は生活の中で使うのに躊躇してしまい、棚の奥にしまわれている方も多いと思います。井上さんによると、漆器は日常で使用した方が適度な水分に触れられて傷みにくいそうです。みなさんもぜひお家にある漆器を使ってみてください。
そのほかにも多くの作品が展示されており、美術工芸作家の方々とお話しながらみなさん楽しまれていました!
住民の皆さまがイベントを通して、京都を十分に堪能できていたら幸いです。
弊社はこれからも皆様の新たな発見をお手伝いするイベントを開催して参ります!
ご協力いただいた、勝どきザ・タワー管理組合の皆様、京都新聞様、するがや祇園下里様、美術工芸作家の皆様、ありがとうございました!
主催:勝どきザ・タワー管理組合
共催:株式会社新都市生活研究所
文:安野