防災訓練&居住者同士の交流BBQ(パークタワー東雲)

イベントレポート

いつ発生するか分からない自然災害。皆さんは常日頃から「防災」を意識した生活を送っているでしょうか。

特にM7程度の首都直下地震における30年以内の発生確率は70%程度、M8〜9程度の南海トラフ地震では80%程度と推計され、大規模地震に対する備えが求められています。

一方で、新耐震基準を満たした近年の高層マンションにおいては震度6強から震度7に耐えうる耐震性を有しており、被災後も自宅で生活を続ける「在宅避難」が可能となるケースも。インフラが止まった状況下で在宅避難を乗り切るために、何より重要になるのがマンション居住者間で互いに助け合う「共助」の姿勢です。

こうした背景を踏まえ、管理組合の皆様のご協力のもと、2025年11月30日にパークタワー東雲の1階の各所にて防災訓練、そしてBBQパークにて防災訓練参加者限定の住民交流BBQを開催しました。

「防災」と「交流」を繋げた当日の様子をご紹介します。

〈1階エントランスホールに集合!〉

お子さんも含め、数多くのご家族の方にご来場いただきました

管理組合や東京消防庁 深川消防署の皆様のご協力により、いよいよ防災訓練がスタート。

理事会の方の最初のご挨拶でも触れられていたように、今回の訓練は単に災害の恐怖感を体感したり、マニュアル通りの動きを学んだりすることだけがゴールではありません。目指しているのは、いざという時に助け合うための「共助意識の醸成」です。

その中で特徴的だったのが、そのグループ分け。参加者を「近隣フロアごと」に分けることで、本企画の大きな目的の一つである「ご近所同士で顔見知りになる」きっかけを作りました。

いざ出発!

今回は

• 水消火器

• 起震車

• 煙体験

• AED

の4つの訓練を行いました。

私もグループのひとつに同行して4つの訓練を見学しました。

〈思わぬ勢いにビックリ!水消火器〉

最初に体験したのは水消火器。
消火器にはガス消火器や泡消火器などもありますが、一般的に用いられるのが水消火器や粉末消火器です。
中でも水消火器は「燃えやすいものの火災」の初期消火に対して有効なんです。
「普段から目にするけど、使ったことはない!」という消火器。お子さんの表情からは興奮と緊張感が伝わってきました。

狙いを定めて…

水を発射!

保護者協力のもと、数m先の植栽に水を発射しました。「おぉっ!」という声とともに勢いよく噴射された水に、お子さんも驚きの顔を見せていました。

深川消防署の方からお子さんに対しては、「火事が起きたときは1人で対処しないこと。大声を出して保護者や周りの人に火事を伝えることが大事です」と大切なアドバイスをいただきました。

〈実際の揺れを体験する起震車〉

続いて伺ったのが起震車のブース。最大震度6強までを体験することができる車です。

震度1から徐々に大きくなる震度。体験された方からは叫び声が聞こえてきました

体験された方からは「あんなに揺れると思わなかった」「酷い目に遭った」とお話しされていた一方、あるお子さんからは「思ったより怖くなかったよ!」という声も。

実際の地震はいつどこで起きるか分かりません。さらに、周りに固定されていない食器棚やテレビがあるならば…災害に油断は大敵です。

〈煙に包まれた部屋を体感できる煙体験〉

続いては煙体験。

植物性のオイルを焚くことで発生させた安全な蒸気を煙に見立て、火災発生時の視界不良を再現しています。

続々と煙体験ハウスに入っていきます

火よりも無害に見える煙ですが、実は火災時に最も気を付けなければいけない存在。
消防庁が発刊する消防白書によると、2023年に火災で亡くなった方のうち36.5%が一酸化炭素中毒・窒息で最も多く、火傷(35.8%)よりも高い割合を示しています。

消防署の方も「煙は下から上昇していきます。火災発生時には屈んで低い姿勢を維持しながら避難することを心掛けてください」とおっしゃっていました。

〈緊急時に必ず役立つ知識 AED〉

最後はAEDの会場に同行しました。

はじめは消防署の方に説明をしていただき、その後一連の流れを実践形式で確認しました。

AEDの使い方について具体的な説明をいただきました

お子さんも実践!消防署の方からマンツーマンで教えてもらいながら、AEDの使い方をマスターしました

〈締めくくりに住民同士の交流BBQを開催!〉

防災訓練に参加された方限定でBBQを実施しました。

近くのフロアごとにグループ分けされていたため、「普段はあまり交流がなかった」という方と交流できる貴重な機会となりました。

快晴に恵まれた中でのBBQ。住民同士の絶好の交流の場となりました

今回のイベントを通じて改めて感じたのは、防災で大切なのは「顔の見える関係」だということ。

各家庭での備えなど自助を前提としながらも、いざという時に支え合いながら難局を乗り越えるためにはこのような交流の場、すなわちコミュニティの創出が欠かせません。
今後も防災訓練やイベントを通じて、平時からコミュニティを育み、安心して暮らせる環境づくりを進めていきます。

今回ご協力を頂いた、パークタワー東雲管理組合の皆様、ありがとうございました!

 

主催:パークタワー東雲 管理組合
共催:株式会社新都市生活研究所

文:かとゆー

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