株式会社新都市生活研究所は、2024年7月21日にパークタワー晴海の1階オーナーズリビングにて、福島市フルーツラインエリア観光推進協議会様、株式会社ファーマーズ・フォレスト 福島支店様のご協力のもと福島市物産展を開催致しました!
パークタワー晴海は、「海」と「空」を身近に感じることができる、まるで異国のリゾートのようなロケーションを実現したマンションです。今回はこの場所で福島市物産展を行いました。
〈物品のご紹介〉
突然ですが、皆さんは福島市と聞くと何を思い浮かべますか? 「桃」がかなり有名です。くだもの王国とよばれるほど福島市は果物の生産量が上位を占めています。そんな中でも有名な桃を中心に販売していました。
今回は2023年日本野菜ソムリエ協会全国桃選手権で福島県産初の最高金賞を受賞した、片平様が生産した桃が販売されていました。
桃の品種は「あかつき」です。この桃「あかつき」は昭和35年より様々な桃の生産県で試作されましたが、小玉であったことから、商品化は無理と見切りをつけていました。他県が栽培を中止する中、福島県だけが研究を重ね、果実を肥大化させる栽培技術を確立し、今では県内で生産される桃の約半分を占めるほどの品種となりました。
このような試行錯誤を重ねた「あかつき」はジューシーで歯ごたえのある桃です。糖度は高く、桃ならではの甘みも感じられます。少し硬めの品種で、甘さと果汁を楽しみたい人におすすめとのことです!
<ワークショップの様子>
かつて福島市内では、養蚕が地域の経済を支えていました。
そこで今回のワークショップでは、工房おりをりの鈴木美佐子様が講師として、蚕(かいこ)が作った繭(まゆ)からどのように糸を紡いでいるのかについて説明と体験をして頂きました。
蚕や生糸に関する説明を聞いている際には、みなさん集中して聞かれ、その後のワークショップでも、非常に楽しまれていました。
蚕は、足の力がとても弱く、木にしっかりとつかまることも難しかったり、ほとんど移動することもできません。ですので、養蚕農家が日に何度も桑の葉を与え、快適に過ごせるように調整し、繁殖の手伝いや繭をつくる手助けをしてあげます。そうでないと1日生きることも難しい生き物だそうです。そのような意味で、昔から養蚕農家は蚕のことを大切に育て、「おかいこさん」や「おかいこさま」と呼んでいるというお話も伺いました。
中にはパークタワー晴海発着のふくしまシルクロードの旅というツアーもありました。マンションから直接福島へ旅行に出発できるため、東京駅までの移動時間も短縮されより気軽に参加できるのは、マンション住居者の方の特権ですね!
このようにマンション内の物産展の良いところは「特産品を購入したいけど、現地に行かないとなかなか買えない。」「遠出をするのは時間的に厳しいけれど、その場所に行った気分になりたい。」という住民の方たちの希望を叶えてくれる点だと思います。
共用スペースである「オーナーズリビング」から本日は住民とその地域の魅力とを繋げる拠点になりました。
今後もマンションが持つ共有スペースのポテンシャルを活かしながら、様々な新たな出会いや楽しさをもたらす場の提供に尽力していきたいと考えております。
この度ご協力いただいた、パークタワー晴海管理組合の皆様、福島市フルーツラインエリア観光推進協議会様、株式会社ファーマーズ・フォレスト様ありがとうございました!
主催:パークタワー晴海管理組合
共催:株式会社新都市生活研究所、福島市フルーツラインエリア観光推進協議会、株式会社ファーマーズ・フォレスト 福島支店
文:ゆーや
◆関連コンテンツ
・HARUMI Happy Hour 〜ワインと共に語らう住民交流会〜 (パークタワー晴海)
・お好きなお花を選んでミニブーケを作ろう!(DEUX TOURS)