株式会社新都市生活研究所は、2023年8月6日に武蔵浦和SKY&GARDENの2階にある「オアシスカフェ」にて、株式会社ファーマーズ・フォレストと栃木県の皆様ご協力のもと、栃木県唯一のアンテナショップ「とちまるショップ」を開店しました。
「多世代共生型街づくり」をコンセプトに計画された武蔵浦和SKY&GARDENには、コミュニティハブとして情報発信の拠点となるオアシスカフェが併設されています。ですが、コロナ禍以降はほとんど使われておらず、当初の役割を十分に果たすことができていませんでした。にもかかわらず、本日は多くのお客様が集まるアンテナショップへと様変わり！？本日限定のスペシャルゲストもお招きし、大賑わいの1日となりました！
【暑い夏にオススメ！とちおとめ100%かき氷】
とちおとめを贅沢に使用したかき氷が大人気！
栃木県といえば「いちご」が有名です。1968年の統計から55年連続でいちご収穫量日本一となっている「いちご王国」なんです。ショップにはいちごをふんだんに使用したスイーツやジャムなど、多くのいちご商品が並んでいました。
その中でも、注文を受けてから一つずつ丁寧に仕上げたとちおとめ100%かき氷は暑い夏にピッタリ！果肉をそのまま使用することでとちおとめ本来の甘さと程よい酸味が感じられる一品は、多くのお客様に喜んでいただけました。
【実は全国○位！？ミルクの国 とちぎ】
牛乳やはちみつなどの商品が並ぶ「モーモーハニーフェア」開催！
栃木県の名産でもう一つ欠かせないのが「牛乳」。なんと生乳生産量は北海道に次ぐ全国2位(2021年)なんです！そんなミルクの国 とちぎの皆様が「A2ミルク」という商品を試飲提供されていました。この牛乳はおなかに優しく、コクがあって濃厚な味わいが特徴とされています。私も試飲させていただきましたが、なめらかな舌触りとまろやかな味わいに舌鼓を打ちました。
オリジナルのパーティー帽を被りながら、牛乳を飲み比べていきます！
本日のイベントは販売だけではありません。牛柄の可愛らしいパーティー帽のペーパークラフト体験や、牛乳飲み比べイベントなど、牛乳に関する様々なイベントを実施しました。数種類の牛乳を飲み比べたお子さんからは「ちょっと味が違うかも？」とそれぞれの牛乳を味わっていました。
【お子さんから大人気のとちまるくん】
とちまるくんを楽しみにしているお子さんの行列ができていました！
アンテナショップの名前の由来にもなっている、栃木県を代表するマスコットキャラクター「とちまるくん」です！
栃の実をモチーフにした可愛らしいキャラクターで、多くのお子さんから大人気！一緒に写真撮影をするために、とちまるくんの前には行列ができていました。
本日のイベントを通して、オアシスカフェが子どもから大人まで大賑わいの場に！
「栃木」というと餃子やいちごのイメージがありましたが、実は牛乳や農作物などの様々な名産品があることを知って、「もっと栃木のことを知りたい」という思いが強くなりました。ぜひ私も現地に足を運んで、栃木の魅力を存分に体感してみたいと思います！
【運営に携わった皆様へのインタビュー】
実はマンションでの地方物産アンテナショップの誘致イベントは初の試みでした。そこで、今回のイベントの企画・運営に携わられた皆様にインタビューさせていただきました。
インタビュー：株式会社ファーマーズ・フォレスト 企画・営業開発プロジェクト推進室 室長 小野繁明 さん
株式会社ファーマーズ・フォレストは栃木県宇都宮市に本社を構える会社。「Local Business Frontier 〜日本のローカルをワールドクラスにする地域商社〜」を方針に、次世代のアグリカルチャーとエコツーリズムの実現を目指し、道の駅やマルシェ等の運営、地域プロデュースなど多様な事業に取り組んでいらっしゃいます。
小野さんは本日のイベントの企画・運営に尽力していただきました
ータワーマンション共用部での初めての出店でしたが、どのような点を意識されていましたか？
タワーマンションだと時間帯や季節、曜日などの要素でお客さんが左右されるイメージがありました。そのため、いつもの物産展ではなく「マルシェ」のような形態として実施し、少し尖った商品も揃えました。また、モーモーハニーフェアをはじめとする畜産商品も並べて、栃木の畜産を応援していこう！と考えていました。
ー今後のイベントにおいて、どのようなことを期待されていますか？
売り上げを伸ばすのではなく、まずは「栃木県のファン」を増やしていきたいです。今回のイベントでは他の物産展では味わえない体験を提供できたので、今後も継続していくことを大切にしていきます。
インタビュー：栃木県東京事務所 栃木県企業誘致・県産品販売推進本部
本部長 上﨑純一 さん / 係長 堀井美那 さん
東京都千代田区に事務所を構える栃木県企業誘致・県産品販売推進本部では、企業誘致に関する紹介・調査のほか、県産品や農作物等の販売促進、移住・交流に関するサイト「とちぎ暮らし」による情報提供などを行い、栃木県の魅力を多方面からPRしていらっしゃいます。
左から同本部 次長兼事業推進室長 神山喜代治 さん、とちまるくん、堀井さん、上﨑さん
ー今回のイベントを通して、どのようなことを感じましたか？
上﨑さん(以下 上﨑)「マンションの共用施設の活用やそこでのPR活動は今回が初めてでしたが、畜産をはじめとして栃木県のいいものをお伝えできました。思っていた以上に人がいらっしゃって、感動しています。」
堀井さん(以下 堀井)「オープン時から多くのお客様に集まっていただき、その中でもお子さまが多くいらっしゃいました。お子さまが小さいうちから栃木県の魅力に触れることで、距離を近づけてほしいと感じました。」
ー今後はどういったイベントを企画したいと考えていますか？
上﨑「普段の買い物とは異なり、マンション内での買い物ということでリラックスしながら商品を見たり手に取ったりすることができます。そのため、今後も自宅の延長線上で商品に触れられる機会を作っていきたいです。」
堀井「(今回のイベントでは、)ご家族で会話をしながら、『こんな名産品があるんだ！』と新たな発見をされている方もいらっしゃいました。そういったコミュニケーションを取りながら栃木県の魅力を感じられるイベントを企画していきたいです。」
栃木県の魅力や今後の活動について、真摯にお話ししてくださいました
また、「この記事を読んでくださっている皆様にお伝えしたいことはございますか？」と伺ったところ、お二方とも「ぜひ栃木県に来てください！」とおっしゃっていました。特に武蔵浦和は大宮駅からも近く、宇都宮駅までは新幹線でおよそ40分、在来線でも最速90分で行けるアクセスの良さも魅力の一つとのこと。夏休みという絶好の機会に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか？
インタビューを通じて、本日のイベントに向けて主催された皆様が持つ強い信念を感じ取ることができました。
「食を通じて栃木県の魅力を伝えたい」
「マンションの共用部分に賑わいをもたらしたい」
そんな皆様の想いが実った本日のイベントは住民の方々からも好評で、会場は笑顔で溢れていました。
地域住民同士のコミュニティを繋げるオアシスカフェが、本日は住民と地域の魅力を繋げる拠点になりました。今後もマンションが持つ場所や設備のポテンシャルを活かしながら、様々な新たな出会いをもたらす場を提供していきたいと考えております。
ご協力いただいたOASISコミュニティクラブ運営委員会の皆様、株式会社ファーマーズ・フォレストの皆様、栃木県の皆様、ありがとうございました！
主催：OASISコミュニティクラブ運営委員会
共催：株式会社ファーマーズ・フォレスト、栃木県、株式会社新都市生活研究所
文：かとゆー
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