株式会社新都市生活研究所は、2022年5月15日にBAYZ TOWER&GARDENのキッズガーデンにて、東京美術紙工協業組合の共催で「オリジナルの本づくり体験＆絵本読み聞かせ会」を開催いたしました。また絵本専門士の藤得顕（とうとく けん）氏をお呼びして絵本読み聞かせ会も同時開催しています。
たくさんの親子にご参加いただき、笑顔溢れる企画となった当日の様子をお届けいたします。
「本がどのようにできているのか」製本のプロに教わる様子。皆真剣に聞いています
「くるみ KURUMI」でオリジナルの本作り
今回の本作り体験は子供から参加できる、東京美術紙工協業組合が開発した「くるみ KURUMI」を使った企画をご提供しました。この「くるみ KURUMI」とは製本のプロが、”本の構造、製本のしくみを学びながら、そのおもしろさをひとりでも多くの方に体感いただくために。”と、初心者でも職人と同じ工程でハードカバーの本を仕上げられるように開発した、製本体験キットです。
糊付け工程を工夫することで、ハサミを使えれる年齢になったお子さまからお年寄りまで体験が可能になっているそうです。まさに、本の中身を表紙で「くるむ」という製本作業を誰もが学びながら楽しむことができます。
「製本のプロ」に学ぶ、本づくり体験
合計２回開催した本づくり体験、東京美術紙工協業組合の塚本陽子さんと本間柚映さんがそれぞれの回のインストラクターとして、本の仕組みを丁寧に説明するところから始まりました。
上製本の仕組みがどうなっているか、興味深々！
「みんなは本や絵本など持っているかな？みんなが持っている本は実はこの様に出来ているのです…」と話始めると、参加した子ども達も普段読んでいる絵本を想像したのか、興味津々に話を聴いていました。
絵本が、どうやってできているのかを一緒に学びながら、世界に一つだけの自分の本を作っていきました
自分で選んだ好きな色のカバー用紙をハサミのみを使い、説明を聞きながら順番に手のひらサイズのハードカバーの上製本を仕上げていきます。
子どもと一緒に参加した親御さんたちも、それぞれ好きな様に飾り付けてデザインし、オリジナルの本を作り上げていっていました。
子ども達を一気に絵本の世界に連れていく藤得さん
＜絵本の読み聞かせ＞
全２回の本づくり体験の合間に、誰もが参加できる絵本の読み聞かせ会も開催しました。
子ども達が本づくりに夢中になっている間、絵本専門士である藤得さんが同じキッズガーデンの中に１０冊ほど絵本を隠していました。
読み聞かせの時間になると、広いキッズガーデンの中に本が隠してあることを伝え、読んでほしい本を見つけ出して持ってくるところから始めるなど、読み聞かせるだけではなく、より一層楽しめる工夫が散りばめられていました。
20冊以上の絵本を持ち込み
普段は幼稚園の園長先生でもある藤得さん、参加者や会場の雰囲気から、どの絵本をどの様に読み聞かせるか、毎回違うその場に合わせるという藤得さんの読み聞かせは、常に子ども達を楽しませることに全力だそうです。子どもの視点から考えて進めていき、さらには自らが一番楽しむスタイルには思わず感心させられました。
誰よりも楽しそうなのが、絵本を読んでいる藤得さんご自身。
それに反応する様に子どもはもちろん、その親御さんまでが一緒に楽しんでいました。
観ているこちらも思わず微笑んでしまう絵本専門士の読み聞かせ会、次の機会も楽しみです。
今回ご協力を頂いた、藤得さん、東京美術紙工協業組合、Ｂ２・Ｂ３共通団地管理組合法人(SKYZ TOWER&GARDEN/BAYZ TOWER&GARDEN) の皆様、素敵な機会をありがとうございました。
【東京美術紙工協業組合】
住所：東京都板橋区舟渡3丁目28番19号
HP：https://www.tobi.or.jp/sljp/
Instagram：https://www.instagram.com/tobi_bss/
主催：B2,B3 共通管理組合
共催：株式会社新都市生活研究所、東京美術紙工協業組合
文：としあるき
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