株式会社新都市生活研究所では、2022年12月11日にBEACON Tower Residenceの1階アートラウンジにて、パンフルート奏者の櫻岡史子さんとピアニストの佃恵井子さんをお招きし、パンフルートとピアノの音楽コンサートを行いました。
大きなアートが飾られているアートラウンジは、吹き抜けがあり開放的な空間となっております。小さなお子様から大人の方までご参加いただき、広々としたラウンジでお二人の演奏を聴きながらゆったりとした時間をお過ごしいただきました。
コンサート演奏者のご紹介
【櫻岡史子さんのプロフィール】
【佃恵井子さんのプロフィール】
パンフルートは、1970年代から世界中で演奏されるようになったものだそうです。
しかし、その生まれは古代ギリシャにも遡ります。私はパンフルートという名前自体知らなかったのですが、ギリシャ神話や旧約聖書にも登場してくると聞いて非常に驚きました。
パンフルートは木管楽器で、楽器の中にある蜜ろうを調節することで音程を調節することができます。
また、ピアノでいう黒鍵の役割を果たす部分がパンフルートにはなく、シャープやフラットは自分で技術を磨いて出すしかないそうです。楽器を傾ける角度を変えて音程を調節できるようになるまで、かなりの努力が必要そうだと感じました。
今回演奏してくださった曲には、櫻岡さんが作曲した「新月の竹」や「寛」、世界的なパンフルート奏者であるゲオルゲ・ザンフィルさんの「ルーマニアの風景」が含まれていました。
パンフルートのための楽曲は世界的にもなく、他の楽器をパンフルート用にアレンジしているそうです。そこで、「パンフルートの楽曲を作りたい」という櫻岡さんの想いから、「新月の竹」という曲が生まれたそうです。
櫻岡さんと佃さんの息ぴったりの演奏が、吹き抜けになっているラウンジ中に響き渡ります。私もうっとりと聴き入ってしまいました。
参加者の声
参加者の方にアンケートを配布し、ご意見をいただきました。
「知らなかった楽器の音色が聴けて貴重だった。」
「初めて知った楽器です。YouTubeでも聴こうと思いました。」
などなど、多くの感想をいただきました。
また、
「小さな子どもがいるので、気軽に音楽に触れる機会があって嬉しいです。」
と、マンション内でお子様と一緒に音楽を楽しめることに喜びのお声もいただきました。
パンフルートを初めて知ったという方が多くいらっしゃって、このイベントをきっかけにパンフルートや音楽への関心がより深まっていただけたら嬉しいです。
ご協力頂いた、パンフルート奏者の櫻岡史子さん、ピアニストの佃恵井子さん、またBEACON Tower Residence 理事会の皆様、ありがとうございました!
主催:BEACON Tower Residence 管理組合
共催:株式会社新都市生活研究所
文:福井
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