株式会社新都市生活研究所は、2023年11月12日に中央区勝ちどきにあるタワーマンション、勝どきザ・タワーにて、お住まいの方に向けた「クラスバフェスタ」を開催しました。
イベントのひとつとしてパナソニック株式会社の提供のもと、「お米食べ比べ体験試食会」を開催しました。
40階パーティールームにて午前・午後の2回開催
「お米食べ比べ体験試食会」は、パナソニック株式会社が提供するサービス、家電と食のサブスクfoodable（フーダブル）とコラボレーションした企画です。
foodableは、パナソニック製のキッチン家電と食材がセットになった定期購買サービス。今回は炊飯器と銘柄米がセットになったコースの魅力をお伝えするべく、パナソニック最高峰モデルの炊飯器で2種類の銘柄米を炊き、食べ比べていただきました。
最新炊飯器と銘柄米がセットで届くコースを紹介（サービスサイトより引用）
サブスクでは、50種類以上ある銘柄米の中から好きなお米を毎月選べます。その中から山形産雪若丸と、新潟魚沼産コシヒカリを試食。
イベントにはご夫婦、お子様連れ、お一人でなど、入れ替わり絶え間なく住民の方が次々と訪れ、炊き立てのお米を食べ比べ。もっちりと粘り気があり甘味の強いコシヒカリと、粒感のあるあっさりした雪若丸との食感や味の違いに、驚きの声が上がっていました。
foodableでレンタルできる炊飯器の特徴は、お米に合わせて最適な炊き方ができるところ。お米の銘柄を選ぶだけで、自動で浸水時間や蒸らし時間を調整してくれるのです。IoT対応のため、新しい銘柄米が追加されたらアプリで銘柄に合った炊き方が追加できます。
味の違いはなぜ生まれるのか、パナソニック担当者が解説すると、「お米によって美味しくなる炊き方が変わるとは知らなかった」「いつも食べているお米が炊飯器を変えたら美味しくなるか気になる」といった感想や、炊飯器やサービスについて質問が寄せられました。
最上位機種を手頃な価格でレンタルでき、契約期間（24ヶ月）が満了すると買い取りできます。高級炊飯器をまずは試してみたいという方におすすめです。
最適な炊き方をすることでお米の味が引き立ち、違いが出ることをレクチャー
foodable事業担当者インタビュー
どんな思いを持ってサービスを運営されているのか、パナソニック株式会社の大宮さん、水野さんにお話を伺いました。
ーパナソニックが家電を売る先まで、サービスを提供する理由を教えてください
料理にとって調理器具は価値の半分で、残りの半分は食材です。家電メーカーとして、質の高い製品を作ることには自信を持っています。一方で、購入いただいた後は「ご家庭でよろしくお願いします」となっていた点が大きな課題でした。家電の機能を最大限活用し、食材の魅力を引き出すことで、より美味しさを味わっていただけるはずです。
高性能家電と選び抜いた食材をセットでご提供することで、食の体験を豊かにできると考えています。
ー高性能の家電を販売するだけでは不足している点について、もう少し詳しく教えてください。なぜ炊飯器だけでは不充分なのでしょうか
お米の味を最大に引き出すには、お米に合った炊き方をする必要があります。炊飯は浸水時間と蒸らし時間が重要です。お米にあった炊き方をしていないと、ポテンシャルを発揮できない、つまり「あまり美味しくないね」と感じてしまいます。
自宅で炊いたお米が美味しくないと、炊飯器の問題ではなく「お米が美味しくない」と考えてしまう人が多いです。そのため、自宅の炊飯器で美味しく炊ける米を探します。結果、標準的な炊き方で美味しい、有名銘柄など一部のお米に需要が偏ってしまうのです。
ー需要が偏ると、どのような問題が起きるのですか？
お米はスーパー等で購入される方が多いと思いますが、当然売れる商品を取り扱うため、需要の高いお米を仕入れる傾向にあります。
農家さんにとっては売れる銘柄を当然作りますので、売れない銘柄は作らなくなる、つまり売れない銘柄はなくなってしまうのです。お米文化に多様性がなくなることを危惧しています。
ー今回、タワーマンションでイベントを行いましたが、親和性があると感じた部分はありますか
イベントを通じて感じたことですが、勝どきザ・タワーにお住まいの方は、foodableのような毎日の食生活が豊かになる商品・サービス、家族にとって良いものを探しておられるように感じました。
炊飯器なんてお米を炊ければいい、食べられればいいではなく、美味しいお米を食べたいと思い、そのための製品やサービスを求め、評価することも面白いかもしれません。
ー最後に、今後のサービスの展望を教えてください
取り扱うお米の銘柄を増やして行くことが一つ。また、来場者の方からもご提案いただきましたが、昆布や漬物などご飯のお供もセットで提供するなど、サービスを拡充していきたいです。
ーありがとうございました。
試食をしてみて、お米によってこんなに味が違うのだと驚きがありました。お米本来の味を引き出す炊き方ができているか、実際にお米農家にも試食をしてもらい検証しているとのこと。自宅で美味しいごはんが手軽に食べられる嬉しいサブスクだと思いました。
提供：パナソニック株式会社
foodable
主催：管理組合法人勝どきザ・タワー
共催：株式会社新都市生活研究所
文：村上美里
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